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美の国 金沢より発信をしております
マナー&印象クリエーターの砂田ちなつです
『素敵なマダムになるための、とっておきな秘訣』は
知性と美しい佇まいは“あなたの”最良の財産です
を、テーマに女性が豊かな人生を送られるヒントをお届けしております。
スーツのジャケットの襟の辺りにある穴は何をする目的で付けられているか皆さんご存知ですか?
■社章を付ける場所だと思っていませんか?
ほとんどの方は「社章」を付けるための穴だと思われていますが、大違いなのです。
正式名は「フラワーホール」と呼ばれるもので、元々は襟を立てて着るときのボタンの穴でした。その名残が今も残っています。後に飾り花を挿したことから「フラワーホール」と呼ばれるようになりました。他には「返り穴」「ラペルホール」とも呼ばれ、現在はお花だけではなくアクセサリーを付ける場合もありデパートでも「ラペルピン」などの名称で販売されています。
■穴が開いているかどうかでスーツの質がわかります
既成のスーツの場合は大抵このフラワーホールの穴はふさがれており、ミシンでかがられただけになっていますが、オーダーメイドのスーツは手作業でボタンホールをきれいかがられています。もちろんフラワーホールの穴も開いています。
この様なところでも、縫製技術を確認することができるのです。
ご参考にしていただけると嬉しいです。
【お知らせ】
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