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マナー&印象クリエーターの砂田ちなつです
『素敵なマダムになるための、とっておきな秘訣』は
知性と美しい佇まいは“あなたの”最良の財産です
を、テーマに女性が豊かな人生を送られるヒントをお届けしております。
昨日から一般募集が始まった『早川由紀先生をお迎えして フランス料理とワインとチーズのマリアージュセミナー』、それにちなんでフランス料理について数回に分けて詳しくお話をしていきたいと思います。
●ユネスコ無形文化遺産にも登録されている
現在、和食も登録されていますがフランス料理がメキシコ料理、地中海料理などが登録されています。
- 和食(日本)「日本人の伝統的な食文化」
- キムジャン(韓国)「キムチの製造と分配」
- トルココーヒーの食文化と伝統(トルコ)
- クヴェヴリ(グルジア)
- 地中海料理(地中海沿岸の国)
- メキシコの伝統料理(メキシコ)
そして、フランスは「フランスの美食術」に関してこれからも大切に残していきたい伝統として登録されました。
その内容は、
大切な出来事を食で祝う社会慣習で食を楽しむという考え方。また、食材の選び方、食器のセッティング、マナーなどの知識や慣習。
と、なっており、時代が変化していってもマナーや知識は大切に守られていくものとして身に着けておいても時代遅れにはならない不動のものです。
※農林水産省HPより
●フランス料理は宮廷料理から広まった
フランス料理といえば豪華な宮廷料理としてのイメージが強いと思いますが、中世まではフランスの食事は肉や野菜を煮たり焼いたりしただけのとても簡素な食事でした。ところが、16世紀半ばになりフランス王アンリ2世のもとに嫁いだ、イタリア大富豪のメディチ家からカトーリーヌが今のフランス料理の基礎を作ったと言われています。当時のヨーロッパの文化の中心はイタリアでした。その最先端の文化と多くの料理人を携えてフランスへと嫁いだのでした。その後、17世紀にはフランス国王ルイ14世はヴェルサイユ宮殿で毎日多くの豪華な料理を料理人に作らせていました。王の権力を示すパフォーマンスとして食事を王侯貴族に披露していました。私もヴェルサイユ宮殿を訪れた時に「食事の間」という王と王妃が食事を摂るのを披露する部屋の見学したことがあります。大広間にテーブルと2脚の椅子が並べられており、王の食事は楽しむというよりも毎日の儀式の1つという雰囲気が伝わってきたのを今でも覚えています。
豪華な料理を料理人に作らせたことで、高度な調理法や技術が洗練されてフランス料理が確立していきました。
しかし、その文化も長く続かず18世紀のフランス革命によって王権が王から市民へと移ると宮廷で働いていた料理人が職を失うことになり、街に出てレストランを開くようになりました。それまでは王侯貴族だけのものだったフランス料理はフランス全土へ広がり、それと共にコース形式やテーブルセッティングも整えられて一般市民の間に浸透していきました。
王侯貴族のための料理が、今ではレストランで食べられるようになったことを考えると、私たちにとってはとても嬉しいお話ではありますね。
最後までお読みくださりありがとうございました。
早川由紀先生をお迎えして「フランス料理とワインとチーズのマリアージュセミナー」開催いたします
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