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マナー&印象クリエーターの砂田ちなつです
『素敵なマダムになるための、とっておきな秘訣』は
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先日、Instagramのフォロワーの方から「クロワッサンのいただき方」についてご質問をいただきました。その他、ケーキのいただき方など食べ物のいただき方のご質問をいただきましたので、今日は食べにくいパンのいただき方のご提案をしていこうと思います。
今回はマナーに関してのお話と、食べやすくする時の工夫の2点についてお話をしていきます。
●パンのいただき方で気を付ける事
テーブルマナーのレッスンやセミナーでお話をしている事ですが、パンをいただくときに気を付ける事はカットされているバゲットやロールパンなどは食べやすい大きさにちぎって、バターやジャムをナイフを使っていただきます。その際に気を付ける事はパンをいただくときは右手でいただくことです。
右利きの方はバターなどをパンに塗る際にはパンを左手に持っていて、ナイフは右手ですよね。塗った後にそのまま、左手でいただきそうになります。
文化や宗教によって左手は不浄の手とされている事もあるので、右手でいただくようにします。少し手間がかかるとは思いますが、右手に持ったナイフをお皿に置いて左手にあったパンを右手に持ち替えていただくようにしましょう。
●クロワッサンのいただき方
日本では一口でいただけるようなミニクロワッサンや少し小さめなクロワッサンが販売されている事もあり、本場のクロワッサンを目にすると「大きい!」と驚かれることもありますね。何層にもなるパン生地の間にバターが入っている状態で焼き上げたパンはサクサクでいただくときにはクロワッサンの破片がパラパラ落ちて食べにくいですね。お皿の周りやお口の周りも汚れがちなので、外でいただくときには特に気になります。
オススメとしてはクロワッサンの溝に沿ってちぎっていただくことです。その際にはお皿の上から低い位置でちぎられると破片が飛び散りにくいのでオススメです。
●オープンサンドイッチや厚みのあるサンドイッチのいただき方
大きなお口を開けても到底、お口の中に入りきらないほど厚みのある厚みのあるサンドイッチ。パンに挟まれた具材はサラダやアボカド、卵焼き、鶏の照り焼き、サーモンなど美味しそうで、レストランでオーダーはしたものの目の前に運ばれてきたときには「どうやっていただこうかしら」と戸惑ってしまう事もありますね。
ここからはマナーでは無く、オススメないただき方としてご紹介していきます。
サンドイッチにラップや紙ナプキンなどで包んである場合は、具が崩れないように左右をしっかりと持ちます。そして、口にした時にサンドイッチの後ろ側から具がこぼれ落ちないように後ろ側もラップや紙ナプキンでしっかりと隙間が空かないようにいただくときれいにいただけます。
ラップや紙ナプキンが無くナイフ&フォークが付いて出てきたときは、一口サイズにカットしていただきます。その時に、ナイフはサンドイッチの上から下まで全体的に挿してカットした時に崩れないようにしていただきます。
オープンサンドイッチもパンと具材が一緒にいただける大きさにカットしていただいてください。
ここまではスタンダードないただき方かなと思いますが、先日 出張先でお昼をとった際にボリューム満点のサンドイッチをオーダーしました。
こちらのサンドイッチを上記の様にしっかりと、フォークで挿していただこうとしたら挟んでいるパンがとても弾力がありナイフでカットしにくくサンドイッチも崩れ始めました。そこで、食べやすくいただくには。。。と、考えて私がどうやっていただいたかと言うと、
1,上のパンを外してそのままいただく。(この時に、中の具材のサラダなど少量乗せていただくのもオススメです。)
2,中の具材のサラダなどをナイフ&フォークでいただく。
3,下のパンをいただく。(この時も、具材を少し残しておいていただくのもオススメです。)
食事などでついつい「マナーは?」と思われることがあると思いますが、テーブルマナーは確かにありますが、最低限のマナーを知ってそれ以外は周りの方に迷惑にならないようにとか、不快感を与えない事が一番大切だと私はテーブルマナーのセミナーでお伝えしています。
食べ方が若干周りの方と順番が間違っているのがマナー違反ではなく、テーブルを囲んだ方々と満遍なく会話を楽しんだり、他の方の批判や自慢話ばかりをして場の雰囲気を壊すことこそがマナー違反なのではないかと考えています。
最近ではマナー本やインターネット上でも「マナー違反」にフォーカスされがちですが、相手を尊重し敬意をもって接するにはどのようになれば良いか、共にする方と一緒に快適に過ごせるにはどんな事かと考えることこそが大切なのではと思います。
ご質問など随時受け付けております。お気軽に、お問合せくださいませ。
今日も最後までご覧くださりありがとうございました。
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