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美の国 金沢より発信をしております
マナー&印象クリエーターの砂田ちなつです
『素敵なマダムになるための、とっておきな秘訣』は
知性と美しい佇まいは“あなたの”最良の財産です
を、テーマに女性が豊かな人生を送られるヒントをお届けしております。
皆さま 新年あけましておめでとうございます。2022年も皆さまにお役に立てる情報をお届けしていきたいと思っておりますので本年も引き続きよろしくお願いいたします。
新年最初のコラムにふさわしい内容として、年明け最初の五節句の1つ人日(じんじつ)をご説明いたします。
■節句とは
本来は天皇が宮中で行っていた邪気祓いの行事だったが、明治6年に廃止されました。それが庶民にも伝わり年中行事として残っています。特に江戸幕府が重要な日として定め、公的な行事や祝日としていました。
■人日(じんじつ)とは
1月7日(正月7日)は人日(じんじつ)と言われ五節句の1つです。由来は古来中国では1月1日から順番に動物を占う習慣がありました。
1月1日は鶏、2日は犬と言う風に動物を占い7日が人間を占う日だったために人の日ということで人日(じんじつ)としました。
また、それぞれの動物にあたっている日にその動物を殺さないようにされ、その日はその動物を食べないようにしました。人日の場合は人を大切にするという意味があります。
■七草粥はなぜ食べられる?
1月7日は七草粥の日でもあります。七種類の野菜が入ったお粥を1月7日の朝にいただきます。人日の日になぜ七草粥を食べるようになったかと言うと、こちらも古来中国の風習が由来になっています。
中国ではこの日に7種類の野菜が入ったお吸い物を食べて邪気をはらい1年の無病息災を願っていました。日本でも似たような風習があり、新年に若菜を摘んでいただくことで新しい生命力をいただく「若菜摘み」がありました。平安時代に中国の新年に7種類の野菜が入ったお吸い物をいただく風習が伝わり、「若菜摘み」とあいまって七草粥となったといわれています。
■七草粥の七草
せり・なずな・はこべら・すずな(カブ)・すずしろ(ダイコン)・ごぎょう・ほとけのざ
こちらの7種類になります。
1月7日まで松の内と言い門松を飾っておく期間になります。(地方によって違うところもあります)ここまでがお正月として捉え、季節の変わり目・節目となります。古来より季節の変わり目は邪気が体に入りやすいと考えられておりその時期に邪気払いの様々な行事が考えられました。
皆さまも風邪などの予防のためにもぜひ、滋養に良い食べ物を摂り予防してくださいね。
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