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マナー&印象クリエーターの砂田ちなつです
『素敵なマダムになるための、とっておきな秘訣』は
知性と美しい佇まいは“あなたの”最良の財産です
を、テーマに女性が豊かな人生を送られるヒントをお届けしております。
明日、1月11日は鏡開きです。本日は鏡開きについてお話を書いていこうと思います。
■鏡開きとは
お正月を迎えるにあたって飾られていた鏡餅を下げることです。鏡餅は新年にお越しになった歳神様が宿る場所・依代とされています。今ではほとんどの鏡餅は鏡餅の形に作られた器の中に切り餅を入れたものを飾られることが多いのですが、本来の鏡餅は平たい丸型に整えたお餅を2段に重ねたものになります。今までお供えしていたお餅を鏡開きの日に下げてお汁粉やぜんざいなどにしていただくのですが、神様が宿っていたお餅に刃物を入れるのは失礼という事と武士の時代に刃物で切るという事は切腹を連想する事から嫌われて硬くなった餅を木槌で叩いて細かくするようになりました。
■鏡餅をいただく意味
鏡餅は歳神様がお正月の期間に宿っていた依代です。そのお餅を体内に取り込むことで歳神様の恩恵をいただき無病息災を願っていただきます。お餅が苦手な方も多いと聞きますが、今年は無病息災を祈りながら鏡餅のお下がりを頂いてはいかがでしょうか。
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