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美の国 金沢より発信をしております
マナー＆印象クリエーターの
砂田ちなつです
『素敵なマダムになるための、とっておきな秘訣』は
知性と美しい佇まいは“あなたの”最良の財産です
を、テーマに女性が豊かな人生を送られるヒントをお届けしております。
今日は3月最終木曜日なので、
1級ジュエリーコーディネーターの
嶋直樹さん担当のコラムになります。
■パールを選ぶコツとは
皆さんこんにちは。1級ジュエリーコーディネーター の嶋直樹です。
今回は３回目のコラムをお届けします。
３月と言えば入卒業、入社式など式典の多い季節となります。1人の父親ではありますがジュエラーとして、目が行くのがパールネックレス です。
職業柄、つい会場の中で一番綺麗なパールを探してしまいます。何を基準にするかというのは、お客様にパールをお勧めする時に大切にする事と重なるので今回はプロの目から見ても素敵だなと感じるパールネックレス についてお話しします。
まずは大きさです。大きければ良いというわけではありませんが、綺麗な真珠で更に大きいというのはそれだけで価値があります。
また私の様な専門家として厳しい目線で見ていなくとも、真珠のネックレスを購入された事がある方は同じ条件であればいかに大きな真珠が価値があるかご存知の方もいらっしゃいます。
意図的に小さめの真珠をお選びになるコーディネートは素敵ですが、少しくらいカタチがいびつでも、離れてみたら気が付かない傷があってもほとんど目立たないので「細かなところより雰囲気よね」と思われる方は大粒をオススメしています。
次はテリです。真珠の輝きは専門的に「テリ」という言葉で表現されます。テリはそのイメージ通り輝きの事を指しますがそれだけではありません。例えば低品質な真珠もとことん磨けばしばらくは輝きます。
テリの本当の意味を知らないと、表面の反射だけでテリがあると思われがちですがこれは大きな落とし穴で、研磨による反射はたった数年以内に失われてしまいます。
そうならない真珠は真珠層がきめ細かく厚く巻いているモノです。
繊細な真珠の美しさと愛する言葉の様ですが、そう言った高品質な真珠は重厚感のある輝きがあります。表面が光り輝いているのではなく、ふくよかな包み込む様な輝きと、干渉色という独特の色があるのです。
干渉色で身近なものはシャボン玉です。無色透明な液体にストローで空気を入れたシャボン玉がピンクやブルーの色が表れているのを想像してみて下さい。
良い真珠は何千枚もそれが積み重なっているので、輝きだけでなく、光の色を持っています。
他にも色んな要素がありますが、実はこれを見極める事が出来れば８割方良い真珠が選べます。
これ以上書くとどんどんディープになるので今回はこの辺で。
私のオンラインによるセミナーや、
（一社）日本真珠振興会真珠検定委員会オフィシャルの『はじめての真珠講座』動画でもこの辺りに触れていますので、やがて真珠の購入をご検討の方はお気軽にお声がけください。
楽しみにしておられた方のために３月の新誕生石についてはホームページに掲載しましたのでそちらでチェックをお願いします。
このコラムでは、宝石やジュエリーの楽しみや、話題のトピックス、そして真珠の魅力を私が撮影する写真を添えながらご紹介して参ります。リクエストやご質問にも出来るだけお応え致しますので、是非お気軽にコメントなどもお寄せ下さい。
各SNS並びにYouTubeチャンネルでも情報発信をしておりますので是非そちらのフォローもして頂けますと幸いです。
それでは、また来月お会いしましょう！
◆本日のコラム担当
嶋直樹
（有）ジェイシーバール 専務取締役
（一社）日本ジュエリー協会1級ジュエリーコーディネーター
（一社）日本真珠振興会認定スペシャリスト
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