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マナー&印象クリエーターの砂田ちなつです
『素敵なマダムになるための、とっておきな秘訣』は
知性と美しい佇まいは“あなたの”最良の財産です
を、テーマに女性が豊かな人生を送られるヒントをお届けしております。
本日は陶器よりももっと歴史が長く、私たちの生活で多く用いられている漆器についてのお話です。
■漆器(しっき)
漆器(しっき)とは木や紙の器に漆(うるし)を塗り重ねて作った工芸品の事です。普段使いの器から美術品に至るまで様々な種類があります。また、日本だけでなく海外でも作られ作られた地域によってそれぞれ特徴が出てきます。
漆(うるし)はウルシの樹液を加工したものの事を言います。
身近な地域にも漆器がたくさんあります。
・高岡漆器
・輪島塗
・金沢漆器
・山中漆器
■日本の漆器の歴史
日本では縄文時代にはすでに使われていたことが分かっています。福井県の鳥浜貝塚では世界最古といわれる約12600年前の漆器も出土しており、日本人にとっては古くから日常の生活にも活用されていたことが分かります。
■漆器を扱う時の注意点
懐石料理などを頂く際には椀物のお料理で漆器を使われることが多いです。
漆器はアクセサリーなどで傷がつきやすいので器に触れる手などは事前に外していただくことをオススメいたします。
また、使用した後は長時間水に浸したり、汚れたままにせずに柔らかいスポンジなどで汚れを落として(汚れの度合いで食器用洗剤を使う)水ですすいだ後は柔らかい布巾で水気を取って早めに仕舞う事もオススメします。
大切に使えばとても長持ちする食器です。
私は結婚の祝いに妹からおそろいの漆器のお椀をもらったのですが、20年以上ほぼ毎日使っていますが痛んでいる所も無く丈夫だと実感しています。
記念の品だからこそ日常使いで長く使える食器は重宝するものですね。
本日も最後までご覧くださりありがとうございました。
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