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美の国 金沢より発信をしております
マナー&印象クリエーターの砂田ちなつです
『素敵なマダムになるための、とっておきな秘訣』は
知性と美しい佇まいは“あなたの”最良の財産です
を、テーマに女性が豊かな人生を送られるヒントをお届けしております。
先月の末に鬼頭郁子先生をお迎えして開催されたセミナーは無事に終える事ができました。テーマは『楽しく学ぶフランス食卓芸術-現代人にも通じる貴族の上級食事マナー』でした。
今回はこちらのセミナーのご報告を兼ねて真のマナーについてお話をしたいと思います。
そして、私自身も改めて多くの事を勉強させていただきその点もお伝えいたします。
お料理や会場の様子、セミナーの詳細はプライベートブログをご覧ください
■おもてなしの心構え
何かを開催する際や、お家にお客様がおみえになる時に肝心なのが「おもてなしの心構え」になります。こちらは多くの経験を積んでいることで有利になると感じました。
お客様が心地よく時間を過ごしていただくにはどうすれば良いか常に考え、先回りをして行動に移す。
頭では分かっていても行動にすぐさま移せるかというとそこは経験の違いが大きく関係してきます。いつでも行動に移せるように、積極的に考えて行動する癖付けが必要になってきます。
■テーブルのセッティングに合わせた席次
ホテルの方のご配慮で皆さんが満遍なく鬼頭先生とお話ができるように1つのテーブルを囲むセッティングにしてくださっていました。ここで、一番考えるのが席次です。
写真のようなテーブルの配置だとフランス式とイギリス式がありそれぞれの方式で主賓とホスト(ホステス)の座る位置が変わってきます。
ここで悩んだのが、椅子の配置がイギリス式になっていたのですがこの場合 来賓とホスト(ホステス)はテーブルの一番端 いわゆるお誕生日席に向かい合って座ります。
しかし、これだと皆さんとは遠く感じられ会話も弾まないのではと心配になりました。
そこで、経験不足もあり最終確認は失礼ながら鬼頭先生に教えていだき、ご提案でフランス式の席次としました。
フランス式はテーブルの横長の中央に来賓と向かい合わせでホスト(ホステス)が座ります。
■真のマナーとは
テーマの『楽しく学ぶフランス食卓芸術-現代人にも通じる貴族の上級食事マナー』にもあるように、これまでに鬼頭先生がお会いした貴族の方々からお聞きした上級食事マナーは何かというと「出されたものは残さず食べる」=「自分を知る事」です。
これはとても深く、私たちが今知っているテーブルマナーはロシア式サービスになります。(こちらは以前コラムでも書いたことがあります)ロシア式サービスに変わる前の貴族の食卓は基本的には自分で食べるものや量を決めます。だから、自分が食べられるもの・食べられる量を知っているからこそ残さず食べられます。そこから、自分自身の事を知ったうえで振舞うというとても深いお話でした。
人様の事はよく目についてしまうのですが、自分自身の事になると案外知らない事や気が付いていない事が多いです。先ずは自分の普段の行いなどを振り返ってみてはいかがでしょうか。
いつも私は皆さんにお伝えをしていますが、「マナーとは一緒にいる方に敬意を表すためや心地よく過ごしてもらうためのツール」です。
この事を現わすための行動として、
・丁寧にものを扱う
・意味のある立ち居振る舞い
これらが必要になってくるのだと思います。
マナー違反と声高に指摘して、自分が一番正しいとマナーを知っているとひけらかすことがマナーでは決してないと改めてこれからも多くの方にお伝えしたいと思いました。
かつての私は何も知らずその事で不安になったり、知らない事で人と比べて自信を待てずにいました。その後、マナーを知る事・エレガントな立ち居振る舞いを身に付ける事で自己肯定感が生まれ自分に自信がつく知識として学んで良かったなと実感しています。
本日も最後までご覧くださりありがとうございました。
ご参考になさっていただけると嬉しいです。
皆さま本日も笑顔あふれる1日をお過ごし下さいませ。
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