皆さま、ごきげんいかがでしょうか。
いつも、ご覧いただきありがとうございます。
美の国 金沢より発信をしております
マナー&印象クリエーターの砂田ちなつです
『素敵なマダムになるための、とっておきな秘訣』は
知性と美しい佇まいは“あなたの”最良の財産です
を、テーマに女性が豊かな人生を送られるヒントをお届けしております。
本日はお正月の準備(2)という事でお正月の準備には欠かせないしめ縄についてご説明していきます。
■しめ縄とは
しめ縄は、神社の拝殿や御神木などに張り巡らされ、侵してはいけない境界を示しています。家庭に飾るのは家に邪気を寄せ付けないための結界としてまた、家内安全の願いが込められています。
起源は古く、日本神話で須佐之男命(すさのおのみこと)の乱暴を怖れて(又は悲しんで)天岩戸に隠れた天照大御神(あまてらすおおみかみ)を引き出した際に再び岩戸に戻れなくするために張り渡した尻久米縄がその始まりと言われています。
しめ縄には普通の縄のように細く長いものの他に下記の種類があります。
- 大根締め・・・中央を太く両端を細くしたもの
- ゴボウ締め・・・一方が太くだんだん細くなるもの
- 輪飾り・・・同じ太さの物を輪にしたもの
また、所々に藁の切り下げを付けたり、それを強調するために白い紙を細く切って垂らしたり(紙四手)もします。
更に、本格的なしめ縄にはさらに輪結び、ゆずり葉、繁栄を表す葉付きの橙、昆布や海老、鶴、亀などおめでたい意味を持つ飾りが付けられます。
■飾る日も決まっている
しめ縄は正月事始めと言われる12月13日~12月28日までに飾るのが習わしです。29日は9が苦しむという意味に捉えることもでき、9が入っているので縁起が悪いとされています。また、31日は「一夜飾り」と言って神様をお迎えするのも短時間で準備をしたと捉えられ神様に失礼に当たるという事で通常 この日に飾るのを避けます。
■外す日も忘れずに
外す時期は松の内と言われる1月7日が一般的ですが、地域によっては小正月の1月15日まで飾られるところもあります。
最近では100円ショップなどで販売されていたり、ただのインテリアとして飾られることも多いのですが、今一度 しめ縄を飾る意味を再確認できればと思います。
本日も最後までご覧くださりありがとうございました。
ご参考になさっていただけると嬉しいです。
皆さま本日も笑顔あふれる1日をお過ごし下さいませ。
◆マナーに関するご質問など随時受け付けております
お気軽に、お問合せくださいませ。
◆『素敵なマダムになるための、とっておきな秘訣』は
LINE公式に登録されますと、投稿のタイミングを直接お知らせいたします。
ID @fkb8886c