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本日は日本を代表する磁器の1つ有田焼についてご紹介していきます。
これまでに海外旅行で様々な美術館や博物館を訪れると多くの伊万里焼を目にしました。そこでふと疑問に思ったのが「伊万里焼」と「有田焼」の違いは? 他にも日本には多くの焼き物がある中でなぜ伊万里焼が多いのだろうと。
その疑問を解消するために色々と調べてみるとなるほどーと思える事が分かりました。
今回使用した画像はこれまで訪れた美術館で撮影した画像を使用しました。
■有田焼とは
有田焼(ありたやき)は、佐賀県有田町を中心に17世紀に日本で初めて焼かれた磁器です。その焼き物を出荷される港が伊万里港からだったことで、「伊万里(いまり)」や伊万里焼とも呼ばれます。
江戸時代後期に各地で磁器生産が始まるまで、有田は日本国内で唯一、長期にわたって磁器の生産を続けていました。
■海外でも人気の有田焼
今から400年前の江戸時代、世界では中国の陶磁器が贅沢品として人気がありました。その頃 中国では明から清へと政権が変わったことで陶磁器の海外への輸出が禁止されました。その頃ちょうど有田焼の技術が向上したころと重なったため、中国産にかわり有田の焼物が海外に輸出されていきました。はじめは中国産の代用品という扱いだった有田焼ですが、次第にその芸術性が認められ王侯貴族や富豪が富や権力の象徴として邸宅に飾られるようになりました。そのころ作られた有田焼は金銀彩や色とりどりの絵具で装飾された豪華で高価な作品が多数あり、王侯貴族はどれだけ多くのコレクションがあるかを競っていました。
■3つの様式
有田焼には3つの様式があると言われています。
一般的には「古伊万里」「柿右衛門」「鍋島藩窯」の3様式です。
■伊万里と有田焼の違い
江戸時代に海外へと輸出をしていましたが、その当時 有田には港が無く伊万里港から出荷をしていたことから「伊万里(焼)」と呼ばれていました。明治以降に作られたものは「有田焼」、それ以前のものは「伊万里焼」や「古伊万里」と呼ばれています。
様々な記事を参考にさせていただきました
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