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美の国 金沢より発信をしております
マナー&印象クリエーターの砂田ちなつです
『素敵なマダムになるための、とっておきな秘訣』は
知性と美しい佇まいは“あなたの”最良の財産です
を、テーマに女性が豊かな人生を送られるヒントをお届けしております。
2019年5月16日 旧HPより配信したものを新HPに再掲載したものです。
■割り箸を使用する際の注意点
「割り箸にマナーなんてあるの?」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
先日、昼食を知り合いの方ととる際に「割り箸にもマナーってあるの?」とのご質問をいただいたことがきっかけです。お話をすると「へぇー、知らなかった」というご感想をいただいたので今回のテーマにしてみました。
【割る際の注意点】
割り箸を割る際は箸を縦に持って左右に割る方が多いと思うのですが、こうすると勢いが余って隣の方にぶつかってしまう可能性もあります。そこで、割り箸を割る際は箸を横向きに持って、上下に割る方をオススメします。また、更にエレガントに見える割り方は、上下に割る際に上の箸を弧を描くような(扇子を広げるような)所作で割られるとても素敵に見えます。
【割り箸のささくれ】
割り箸の周りにささくれが見つかった際に、箸と箸をこすり合わせてしまう方もいらっしゃいますが、これは箸が削れた粉が飛び散ってお食事の中に入ったりしますし見栄えも良くないのでこちらも控えるようにしましょう。
では、ささくれがあった場合はどうすれば良いのでしょうか?
それは、ささくれを手で取ってください。
【箸置きが無かった場合は】
箸袋を使って箸置きを作ります。一番、一般的な結び方は箸袋を縦に三つ折りにして結ぶ方法です。その他にも様々な箸置きの作り方があります。時々、箸袋の裏に変わった箸袋の折り方などが紹介されていることもございますので、ぜひご参考になさってください。
箸袋が付いていない場合もありますね。
その際、箸を休める時は器の上に橋渡しをするように置いてしまいますと、こちらは「お料理が美味しくなかった」という意味になりますのでマナー違反だととらえられることもございますのでお気をつけください。
箸袋が無かった場合は、器の端に箸の先を置くようにします。
【食べ終わった際には】
食事が終了した際は、箸袋を結んで箸置きを作られた時は箸の先端をその結び目に忍ばせて汚れた箸先を隠すようにします。
もし、箸袋が付いていて箸置きがあった場合使用済みの箸を箸袋に戻した際は必ず箸袋の先端を折るようにします。これは、「この箸は使用済みです」という意味を表します。時々、きれいに使われて使用した箸を箸袋に戻した際に箸袋も汚れていなかった為に未使用と勘違いされて他のお客様に出されたという話もお聞きします。お店の方に「この箸は使いましたよ」と分かりやすく表示するためにも箸袋の箸を折ってお帰りになることをオススメいたします。
余談ですが、2017年ベトナム ミントラン社にて和食のテーブルマナーセミナーを開催した時のことですが、現地の方に一番人気だったのがこの割り箸のマナーでした。
本日も最後までご覧くださりありがとうございました。
ご参考になさっていただけると嬉しいです。
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