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マナー&印象クリエーターの砂田ちなつです
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広島でのG7サミットが昨日まで開催されました。そこで、注目を集めたのはプロトコールについてです。
本日は、プロトコールの基準となる5つのルールについてお伝えします。
■プロトコールの基本原則
「プロトコール」という言葉はまだ広く知られていないかもしれませんが、現在の国際社会では、国境を超えた交流や国際化が進展する中で、外交上のマナーや習慣、異文化に対する理解がますます重要になっています。これは、個人や企業にとって欠かせない要素と言えるでしょう。
日本の外務省では、プロトコールを「国家間の儀礼上のルールであり、外交を円滑に進めるための要素となります。また、国際的かつ公式な場で主催者が定めるルールも指すことがあります」と説明しています。そして、主催者が定めるルールは、以下の5つを基準として、その時々の状況に合わせて調整されることになります。
■5つのルール
プロトコールの基準となる5つのルールをご紹介します。
①序列の重要性
式典や公式行事、晩餐会などのパーティーでは、入場や席次などに序列が存在します。序列は外交上の力関係にも影響を及ぼすため、その基準は厳格ですが、同時に柔軟に状況に対応することも必要です。
②右上位
国旗の掲揚や席次などにおいて、右側が左側よりも上位とされる原則です。この基準は主催者を基準としています。
③答礼・相互主義
おもてなしを受けた場合は、同等程度の返礼をすることが求められます。また、交流は必ず相互の間で行われるべきです。
④異文化尊重
「郷に入っては郷に従え」という精神に基づくルールです。開催国に敬意を払い、相手の習慣や文化を尊重することが重要です。しかし、異文化を尊重するためには、自国の伝統や文化を理解し、身につけていることも大切です。
⑤レディー・ファースト
中世の騎士道精神から生まれた習慣で、欧米諸国では日常的に行われています。国際交流や外交の場において、女性への配慮として実践されていますが、公的な序列には影響を与えません。
本日も最後までご覧くださりありがとうございました。
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