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美の国 金沢より発信をしております
マナー&印象クリエーターの砂田ちなつです
素敵なマダムになるための、とっておきな秘訣』は
知性と美しい佇まいは“あなたの”最良の財産です
を、テーマに女性が豊かな人生を送られるヒントをお届けしております。
今日は立秋ですね。暦の上では秋になりますが、暑さは衰えを知らずにまだまだ、猛暑の日が続きそうですね。ご自愛くださいませ。
さて、今日は靴の揃え方についてのお話になります。
先日、金沢市内で久しぶりの会席料理のテーブルマナーセミナーを開催いたしまして、その際にも玄関での靴の脱ぎ方の説明を毎回しております。ご存知の方も多いと思いますが、今一度ご確認いただければと思い今回のテーマにしました。
■今一度靴の脱ぎ方をチェックしてみましょう
他人のお宅を訪ねる際は、玄関で靴を脱ぐ習慣を忘れずに心掛けましょう。外から入ったままの向きで靴をそのままにしておくのは、ちょっと気をつけた方が良いかもしれません。
そして、正しい脱ぎ方にも注意が必要です。実際、正しい方法を知らない方も少なくないように感じられます。
靴を脱ぐ際は、入口を向いてお尻を玄関側に向けて、ゆっくりと脱ぐのが一般的です。飲食店や集会場でも、こんな風に靴を脱ぐ姿を見かけることがあります。この方法が、一般的なやり方と思いこまれている方も少なくはありません。
「脱ぐ前に向きを変えておけば、後で靴を揃えるのが楽だし手間がかからない」と思うかもしれませんが、実はそれは相手に対して少し失礼な行動となることがあります。なぜなら、玄関まで出てきてくれた方に、背中やお尻を向けてしまうことになるからです。どのような場面でも、相手に背中やお尻を見せるのは礼儀を欠く行為とされています。
正しい脱ぎ方は、入った向きから靴を脱ぐこと。そして上がった後も、相手に背を向けないように、体を少し斜めにして膝をついて靴を揃えることが大切です。この時の靴の状態を「出船」と呼んでいます。こうすることで、相手に思いやりの気持ちを示すことができますし、相手の手を煩わせることなく済むこともポイントです。
本日も最後までご覧くださりありがとうございました。
ご参考になさっていただけると嬉しいです。
皆さま本日も笑顔あふれる1日をお過ごし下さいませ。
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