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マナー&印象クリエーターの砂田ちなつです
『素敵なマダムになるための、とっておきな秘訣』は
知性と美しい佇まいは“あなたの”最良の財産です
を、テーマに女性が豊かな人生を送られるヒントをお届けしております。
前回は節分についてご紹介しました。豆まき――邪気払いと福の招来を目指すなら、正しい作法と習慣に従うことが肝心です。ここでは、豆まきのお作法を紹介いたします。
① 福豆の用意
豆まきに使用する豆は、前日の夜には神棚に供えられるのが慣わしです。供える豆は炒ったものにします。
② 玄関や窓を開け、豆まきを実施
玄関や窓を開け、家族の中で最年長者や年男・年女が、「鬼は外」「福は内」と2回ずつ唱えながら、家の奥から外と内に向けて豆をまきます。奥からまくことで、鬼を外に追いやることができます。また、豆まきは夜に行うのが習わしであり、それは鬼が夜に現れるとされているからです。
③ 豆をまいた後は戸を閉めて
家の奥から順番に豆をまき、最後は玄関から外に向かってまき、鬼を追い払います。その後、家に入ってきた福を逃さないよう、開けていた窓や戸は音を立てて閉めます。
④ 満年齢+1の数の豆を食べる
豆まきが終わったら、まいた豆を拾い集め、自分の年齢より1つ多くの数の豆を食べます。昔は新年で一斉に歳が1つ増える数え方をしていました。これを数え年と言います。それにならって、満年齢よりも1つ多くの豆を食べます。食べきれない場合は、豆にお茶を注いで作る「福茶」をいただいても構いません。
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